デルタ　限定生産品　イル・ペルジーノ　万年筆　Delta IL PERUGINO Fountain Pen

ペルジーノ　～革新的なルネッサンスの先導役～

再始動したイタリア万年筆ブランド、デルタからイタリア美術界の巨匠を讃える作品が登場しました。

「ペルジーノ」は、15世紀前後にイタリアで活躍した画家で、本名は「ピエトロ・ヴァンヌッチ」ですが、イタリア中部ペルージャの出身であったことから、ペルジーノとの呼び名が付されました。

ペルジーノの功績は、イタリア美術史から決して消えることはありません。

彼の最高傑作の一つは、バチカン(ローマ)のシスティーナ礼拝堂で描かれた『聖ペテロへの天国の鍵の授与』でしょう。

(Pietro Perugino, Public domain, via Wikimedia Commons)

この作品は遠近法と建築表現において当時の先端を走り、ルネッサンスと宗教画の象徴と見なされています。

またフィレンツェにおいては、レオナルド・ダヴィンチやボッティチェッリなどとも共に創作を行っています。

ペルジーノは若きラファエロの師としても知られ、ルネッサンス期の芸術家たちに大きな影響を与えた巨匠としてその名を残しています。

2023年、1523年に亡くなったペルジーノの没後500年を記念し、デルタがその功績を讃え、その芸術をオマージュしたペンをデザインしました。

ペルジーノの芸術へのリスペクトを表すデザイン

ペンのデザインは、ペルジーノが絵画の中で描いてた建築物の装飾をモチーフとしています。

キャップリングは、シルバー925をロストワックス製法でかたどり、ゴールドで仕上げたバーメイルが輝きます。
クリップにはカボションカットのルビーがはめ込まれ、赤い輝きを放ちます。

赤と緑のカラーデザインは、ペルジーノの絵画に象徴的にみられる色彩をオマージュしています。

ボディに刻まれた模様は、キリスト教における象徴的な8角形をモチーフとしています。
ペルジーノは絵画の中で建築物や装飾に8角形の要素を取り入れ、美的な調和や宗教的な象徴性を強調しています。

ペン先は14Kゴールドが装着され、弾力のあるフレックス仕様もラインアップしています。

デルタ　～再出発したイタリア万年筆の象徴～

1980年代に創業して以来、美しく、かつ個性的なペンの製作で絶大な人気を誇った、イタリアのペンブランド、デルタ。
2010年代に惜しまれつつその歴史を追えることになりましたが、2022年、再び「デルタ」の名が復活、本格的に再出発の道を歩みだしました。

新しいデルタは、デルタの共同創業者の一人であり、現在ではマイオーラ、ネットゥーノを手掛けるニノ・マリノ氏が自らの手で再建。ペンは「マイオーラ」の工房で製作されています。

デルタ製品の仕上がりについて、予めご了承ください

▽クリップについて

クリップの取り付けが、画像のように軸の中央から
ずれている場合がありますが、良品となります。

クリップ先端のボールは基本的に回転しません。

▽フレックスニブの書き味について

デルタのフレックスニブは製法上、筆記時にややカリつきを
感じる場合があります。

▽ねじやまについて

キャップ接合部などのねじやまに削りカスや、微細な欠けが
見られる場合がありますが、密閉に問題ないものは良品となります。

(この商品ページの文章はIl Duomoが作成しました）

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