まさに'feel the writing'
EFニブを求めましたが、EFでありながらカリカリしないのはポイントの仕上げだけでなく、良好なインクフローもその一因でしょう。そしてここに純正インクを用いると更にヌラヌラ感が増してきます。
胴軸が中太になっており、ある程度の重量がありますから自然な筆記ができます。その感触はマイスターシュテュック149のよう。
美しい胴軸は12面体にカットしてあり、併せて手に馴染みますので、これまで以上に握る力が抜けていくのが分かります。
ここで、同じScriboのインクでもコズミックブルーはヌラヌラした書き味に、スクリーボグレーはサリサリした書き味になりますのでお好みによりますね。
また、先に購入したScriboのフレックスニブ
との比較は、当然ながらニブがしっかりとしているので疲れ難いですし、長時間の早書きに適します。
硬いニブですが、ガチニブではなく軟ニブでもなし。力が入るとややしなる感じです。
14Kフレックスニブの方はリラックスしてゆとりを持ちながら。対して本品の18Kニブはしっとりしていて、考えをまとめながらの清書にも向きます。
美しさと実用性に富んだフィールモスト。お薦めします。
今回も素晴らしい万年筆を提供くださいましたIl Duomoさん、また、ご尽力頂きました佐藤店長にお礼申し上げます。
ありがとうございました。