レビューが遅くなってしまい大変失礼いたしました。おおよそ3ヶ月間ほどこまめに使用してきましたので、その使用感レビューをさせていただきます。
レオナルドは2本目なのですが、1本目は鉄ペンのフレックスニブ、今回は金ペンとなります。
書き出し感はさほど変わらないのですが、紙に最初にペン先を落とす初手の「トンっ」とした瞬間は金ペンらしいしっとり感を感じます。
ただ、その後はほぼ変わらないタッチ(良い意味で)で
どちらかというと、サリサリという感じで、アウロラや国産万年筆と同様に日本語を書くには申し分ない書き味でした。
私は英文を書く環境にはいない為、ヌラヌラタッチよりもこのレオナルドのようなサリサリ感の方が止めハネも書きやすく心地良かったですね。
軸の美しさはもはや言うまでもありません。
特にこの深緑、黄緑、青が縦方向に連なるバオバブの美しさは他のイタ万軸でもあまり見ることがなく、レオナルド独特の雰囲気を味わえますね。しいて言うならば、インク窓はいらなかったかな(笑)旧タイプの方が好みでした。
とはいえ、総じて素晴らしい逸品でした。
この度はご手配誠にありがとうございました。
お店からのコメント
NON様
この度はIl Duomoをご利用いただき誠にありがとうございます。
3か月使われた後でのレビューは大変貴重で非常にありがたいことでございます。
レオナルドの鉄ペンと金ペンの違いは、仰る通り似ている部分が多い(鉄ペンもきちんと作っている証拠だと思います)のですが、金のほうがやはり紙に触れたときの感触がより気持ち良いように感じます。
確かに、日本語を書くときはとめはねがしっかりと見えたほうが視認性がいいので、それもあってサリサリのほうが書きやすいのかもしれませんね。
レオナルドがよく使用している「スパゲッティレジン」は縦方向に模様が入っており、素敵ですね。この度は貴重なご意見をありがとうございました。