ピナイダーからの次世代型万年筆の提案
イタリア万年筆ブランドのピナイダーは、同じくイタリアのCarbon Dream社の協力により、万年筆では初めてフォージドカーボンを素材としたペンを創り出しました。
1993年に設立された会社であるCarbon Dream社は、複合材の製造において、イタリアおよび世界を牽引する企業です。その技術は、フェラーリフォーミュラ1やブガッティ、ドゥカティ、ヨットメーカーのペリニナビに至るまで、先進技術の粋を極めた分野で活躍しています。
ピナイダーは、Carbon Dream社のエンジニアと技術者の支援を受けて、金型を製造し、フォージドカーボンを万年筆に作り上げることに成功しました。
フォージドは「鍛造」という意味を持ち、炭素繊維と樹脂を混合した素材を高圧プレス成形機で成形することで、従来の素材に比べて軽量かつ強固な耐久性を持つことが可能です。
さらに成形の過程上、同じ模様となることはなく、まさに世界で一つのペンを手にすることとなります。
イタリア万年筆界を代表するデザイナー、ダンテ・デル・ヴェッキオによって設計されたこの万年筆は、次世代の万年筆を象徴するものとなりそうです。
14K ハイパーフレックスニブ
2017年に全く新しいニブが開発され、長い試験期間を経て商品化されました。 柔軟性の高いニブが好まれる世界的な傾向にありますが、このニブは素晴らしい記憶力を持ったミディフレックスニブであると言えましょう。
この柔らかいニブを普段の筆記用につくった理由は、初心者の方にも柔らかいニブで書くことの喜びを知ってほしいという目的で開発されたものです。カリグラフィーに用いるペンとは違い、ニブを無理にしならせるのは故障の原因となります。
このニブは手の延長ように使うものですので、書く時にはなるべく力を入れないようにしましょう。
ミステリーフィラー
(※画像は別モデル)
尻軸をノックすると回転ノブが現れピストン吸入ができるようになる、ピナイダー独自の吸入方式です。
クリップ
(※画像は別モデル)
長らくの間西洋では羽ペンが筆記具の主役でした。羽ペンは西洋文明のあらゆる出来事を記録してきたのです。
ピナイダーはブランドの象徴としてのクリップに羽ペンのデザインを採用し、クラシックかつ若々しく、技術的で未来的で、常に「ヒューマンデザイン」の原則にのっとるものづくりを約束しているのです。
ピナイダー 限定生産品 ラグランデベレッツァ フォージドカーボン 万年筆 は世界888本限定生産品となります。
(この商品ページの文章はIl Duomoが作成しました)