(上記画像はシルバートリム・エラスティックニブ仕様)
イタリアヴィンテージを正統に受け継ぐフラグシップモデル
ジェイド(伊:ジャーダ)は、古代から神聖な石として護符やお守りなどに用いられ人々に親しまれてきました。
日本では翡翠(ヒスイ)と呼ばれ、縄文時代から勾玉などに使用された形跡が遺されています。
この美しい鉱石の輝きにインスパイアされたイタリアのペンブランド・レオナルドは、半透明のレジンにマーブル状のグリーンをちりばめてジェイドと名付けた作品を「モーメントゼロ」のコレクションに加えました。
モーメントゼロシリーズは、まさに「ゼロからのスタート」そして「時を止める美しさ」を表すレオナルドのフラグシップモデル。
ヴィンテージの古き良き万年筆の良さが、機能的になってより多くの人に伝わることを願うレオナルドの思いが見て取れます。
尻軸が回る吸入式のようなギミックを楽しめるコンバーターも特徴的です。
トリムカラーはお好みに合わせてゴールドまたはシルバーからお選びいただけます。
(シルバートリム)
(ゴールドトリム)
安定した書き味で評価の高いドイツJowo製のスチールニブはユニット式で取り外しが簡単、別の文字幅のニブと交換することも可能です(別売り)。
特筆すべきは、スチールニブに、柔らかくしなるエラスティック仕様が加わり、新たな表現の選択が増えています。
エラスティックニブは筆圧によってニブの開き具合を変化させることで、線の幅を表情豊かに変化させることが可能です。
(※エラスティックニブは製法上、筆記時にややカリつきを感じる場合があります。)
ペン先
ペン先は2022年よりドイツJowo製の新しいデザイン、「ラ・フェニーチェ」に変更されています。
1930年代にイタリアを席巻した工業デザインムーブメントを彷彿とする、幾何学模様が刻印されたスチールのペン先が、新たな筆記体験を提供します。
(左:フェニーチェ、右:エラスティックスティール)
レオナルドは、イタリアを代表する万年筆ブランド、デルタなどで45年以上ペンづくりに携わってきた中心人物の一人が、その経験と知識を次世代に継承し、新たなブランドとしてナポリに誕生させました。
レオナルドは、かつて職人の技巧を特徴付けていた、昔ながら機構、素材、技術を取り入れて、エモーショナルでヴィンテージなペンづくりに取り組んでいます。
レオナルドのペンから感じるのは、情熱だけが与えることができる人間の暖かさ、魂。
世界に中のペン好きをうならせるまでの細部へのこだわりを感じさせます。
店長’s Voice
はじめてジェイドを見た時は思わず「おお~綺麗!」と言ってしまったほど、若草色のクラックが美しく、ちょっと儚い感じがとても素敵でした。公式写真で見るよりもツヤがあり綺麗に見えました。
また、ジェイドは他のモーメントゼロと違いロジウムでなくシルバートリムなのですが、湿気などに触れると硫化する可能性があります。そのぶんエイジングを楽しめるというふうにも捉えられます。柔らかい布やセーム革でのお手入れがおすすめです。硫化してしまった際はシルバークロスで拭くとよいでしょう。(拭きすぎは厳禁です)
(この商品ページの文章はIl Duomoが作成しました)