イタリアを象徴する名ブランドと名作の復活
1980年代に創業して以来、美しく、かつ個性的なペンの製作で絶大な人気を誇った、イタリアのペンブランド、デルタ。
2010年代に惜しまれつつその歴史を追えることになりましたが、2022年、再び「デルタ」の名が復活。
2023年、イタリア万年筆の魅力を世に知らしめた名作「ドルチェ・ヴィータ」のイニシャルを冠した作品をリリースしました。
黒のキャップと、華やかなオレンジの軸のコンビネーションは今やスタンダードとも言うべきカラーデザイン。
クラシカルなボール付クリップなど名作の姿はそのままに、細部にアップデートを施し、万年筆の今を伝えます。
DV2.0 ライトバランス ━パピヨンから受け継いだ優雅なシルエット━
DV2.0 ライトバランス と名づけられたこのモデルは、かつての「ドルチェ・ヴィータ パピヨン」のリメイクとしてあらためてデザインされたペンです。
パピヨンの特徴であったエレガントでなめらか、優雅さを感じるフォルムを受け継ぎながら、現代によりマッチした機能が施されています。
インク方式は、扱いやすいカートリッジ・コンバータ両用式の他、スポイト等で直接ボディ内にインクを注入したくさんのインクが使用できる「アイドロップ式」の3つの方法を兼ねています。
ライトバランス ━書き手の好みに簡単アジャスト━
「ライトバランス」とは、ペンの前後バランスをパーソナライズさせるデルタ独自のシステム。
万年筆の尻栓の内側に約2グラムの重りを内蔵させ、これの着脱を可能にすることで、ペンの重心を書き手の個性に合わせてアジャストさせることができます。
(下記画像のペンのモデルは異なります)
重りを外した場合、重心は前方へと移り、ペンの動きが手をガイドするかのような感覚となります。 一方重りを入れた場合、より手の主導でペンを動かすことになり、書き手の個性がペンに伝わります。
わずか2グラムの違いですが、特に長時間の筆記などでは快適性に大きな違いをもたらすでしょう。
新しいデルタは、デルタの共同創業者の一人であり、現在ではマイオーラ、ネットゥーノを手掛けるニノ・マリノ氏が自らの手で再建。ペンはマイオーラの工房で製作されています。
デルタ製品の仕上がりについて、予めご了承ください
▽クリップについて
クリップの取り付けが、画像のように軸の中央から
ずれている場合がありますが、良品となります。
クリップ先端のボールは基本的に回転しません。
▽フレックスニブの書き味について
デルタのフレックスニブは製法上、筆記時にややカリつきを
感じる場合があります。
▽ねじやまについて
キャップ接合部などのねじやまに削りカスや、微細な欠けが
見られる場合がありますが、密閉に問題ないものは良品となります。
(この商品ページの文章はIl Duomoが作成しました)